2020年最後の日

2020/12/30

Miscellany

もう早いもので、12月31日を迎えました。
年末感があまりないというのは、多分多くの人が思っているんじゃないかな、と。
ただ、この間ふと、寝る前に「生き残った」んだなぁ、という漠然とした思いがありました。
悲しいニュースがたくさん流れて、なんだか自分までそこに引っ張られそうになったり、何かできることはないのかという無力感に襲われたり。平たいようで、怒涛の1年でした。
そんな中だからか、嬉しいニュースを聞くとそれは本当にほっとするような、そういう気持ちにさせてくれました。友人の結婚のしらせ、小さい親戚からのかわいらしい電話、いつもなら交わさなかったであろうなんてことのないメールや手紙。
こんなに家にいることがあったのに、なぜか書き物はそこまで進まず。逆に本を読んだりすることが増えて、いろいろ考えることも増えて。そうそう、クラウドファンディングに初めて参加したり、久しぶりに献血に行くこともあって。自分が社会に貢献できることは何かということを自覚させられることも増えました。カミュの「ペスト」が今年ベストセラーになったらしいので、似たようなことを思った人も少なくはないんじゃないかな。

来年、といっても明日からだけれど、どんな日々にできるだろうか。何もかもが変わるわけでもなく、ましてはこの状況はまだ続くのかもしれないけれど、「こんなこともあったよな」と思える日が早く来ることを願って。

本当はもう少しいろいろ書こうと思ったけれど、まとまらなかったので、これで。