ようやくBeautiful Worldの編集終わりました。お試しに印刷の注文をできたので、とりあえずは一安心。これで問題なければ本格的に印刷の注文します。このときが一番どきどきしますね。
「朝が来る」を見てきました。今回は珍しく家族がこれ観たいと言っていたので、一緒に観に行きました。家族も映画は好きなのですが、家でゆっくり見るのが好き派なので、一緒に観に行ったのはボヘミアン・ラプソディ以来か。(自分は5回くらい観てました。どうしちゃってたんでしょうね)
紹介されていた話の内容は、特別養子縁組をした家族のもとに、「子供を返してほしい」と産みの親とされる人物が現れる……というものでした。てっきり、激しいサスペンスを想像していましたが、実際はメインの登場人物がそこに至るまでのストーリーが、自然と共に丁寧に描かれている作品でした。特に、きらきらと綺麗な陽の光と海の輝きは印象的でした。
特別養子縁組がテーマとなった物語ですが、映画の中では特別養子縁組をめぐって、大きく二つの家族を見る物語でもあったように思いました。自分の持たざるものを求めることの対比も切なくなりました。養子を迎え入れた両親は子を持つことはできないけれど、育てるに十分な環境を持ち、子を授かった母親はその子を育てることはできない。(作中のセリフで、子供を授かった同僚に「奇跡なんだよ」と何度も呟くシーンや、「自分たちの持っていないものを持っていてうらやましい」といった言葉が、重みがありました)。どちらにも葛藤がある。うーん、だからなのか、感想を書くのが難しい。
一部、ドキュメンタリーのように感じられるシーンもありました。特別養子縁組について説明を受ける場面では、実際に養子となった家族が登場し、自分たちの言葉で語られているということは観る前から聞いていました。他にもカメラを回しているシーンなどあり、リアリティを感じさせる映画でした。