ここのところ毎月の連載の短編ばかりの更新になっているので、たまには気分を変えて映画の話でも。
普通に観ていたり、本も読んでいるのですがなかなかブログの更新にはならずで……。
さて、大変話題になっていますね、RRR。少し前に観に行きました。
インド映画の壮大な感じはすごく面白そうだな、とバーフバリのときから気になってはいたものの（しかも勧めてもらっていたのに）、上映時間長いとトイレが不安だなぁとか色々考えてしまっていたのですが、今回は思い切って、そして席を端の方で観ました。
観に行く前にふと思い出したんですけれど、その昔パイレーツオブカリビアンのワールドエンドが3時間近くあったらしくて、それを映画館で観た記憶があって。席立たずに。なので大丈夫だろうと。
全然大丈夫でした。
それでもって終わってから「観たなぁ」というかやっぱりボリュームすごいなと。画面上のたくさんの人々。それをかき分けたり、街中を駆け回ったり。動物だって暴れ回るし、銃に炎に大爆発にてんこもり。
ラーマとビームという二人が主人公ですが、インドの伝説や神話はあまり知らなくて。
（ラーマはなんか聞いたことある、くらいで……）観終わってから本屋に行って簡単な紹介本買って読みました。
そのまま神話伝説の話というわけではなくて、どちらかというと植民地時代の解放運動の方を読んだ方がいいのかもしれないのですが、こういうところは擬えているのかなぁと後々振り返ると面白いです。それに、改めて学びのきっかけになるかもしれないという点も。
二人の主人公のこれまでの経緯みたいなところもすごく細かに描写されていたり、立場としては対立する（かも）なお互いがそうとは知らずに友好関係を築き上げていくまでもすごく丁寧で。前半はビームが中心、後半はラーマが中心的な役回りをしつつ、初めて鑑賞してもストーリー自体はとてもわかりやすいなと感じました。
上映時間に尻込みしていたものの、このくらいがっちりやっているのって新鮮というか、いいなぁ、と。
それにしても、俳優さんたちは芝居だけじゃなくて、歌、ダンス、そしてアクションまでこなしていてすごいですね。