ハロウィンとアダムス・ファミリー

2020/10/23

Movie

なんか無性にアダムス・ファミリーが観たくって、それなのに上映館が少なくてようやく観ることができました。普段行かない映画館に行く機会にもなってよかったんですけれどね。何ヶ月も映画館行かなかったので、いろいろと観たいものがたくさんあります。

さて、テレレレッ、テレレレッ。
CMのときはウェンズデーかわいいな、とかって思っていたんですけれど、見ているとラーチとハンドのお世話係な二人がなんとも癖になりますね……。オルガンやピアノを一緒に演奏しているのがいいですね。ハンドは声がないのに、気が利いて、でもお茶目なところもあるのがよくわかって面白い。モーティシアの妖艶な感じや、ゴメスの陽気なのにどこかズレてる感じもいいですね。長男のパクズリーは姉のウェンズデーにちょっかい出されているばかりかと思っていたら、後半めちゃくちゃ格好いい&かわいい少年に。ウェンズデーは学校のシーンが好きですね。学校入って、あぁわかったわ、と言ってからの一言に笑いました。あと、ゴメスたちの従姉妹のイトコ(カズ・イット)の登場シーンはくすっとしました。
話はよくある、みんな違ってていいよねって感じなんですけれど、出てくる街の名前が「フツータウン」という、なんともどストレート。アダムス家のお屋敷は置いてある物がいろいろと面白いのに対して、フツータウンの家はなんとなく面白くない。
(松明はなくてみんなスマホなのに、本物の投石機はある街。フツーじゃねぇわ……とは思いましたが)。
そんな対照的なアダムス・ファミリーとフツータウンだけれども、アダムス・ファミリーの中でも親と子供の間にちょっとした亀裂が走り、「違う側」と言われている彼らの中にもどこにでもあるような親子関係みたいなものが見えたり。
実写版はまだ観たことはないので、そのうち観ておきたいです。ゴメスがやたらダンディですね。
エンディングはあの音楽に合わせて指パッチンがしたくなりましたが、ぐっと堪えていました。家帰って一人でぱっちんぱっちん。字幕版の声優さんたちも有名な俳優さんたちが演じてらしていましたが、今回は吹替え版で観たいと思い、吹替えを観ました。どの役もとても合っていると思いました。続編楽しみですね。しかも続編のビジュアルにイトコが追加されている……。

あとは、ハロウィンにはぴったりの不気味な雰囲気っていうのも、この時期観られてよかったです。ハロウィンというと、まっさきに思い浮かぶのは、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」。子供のころから大好きで、去年はコンサートにまで行くことができてすごい楽しかったなぁ……。オープニングのハロウィンタウンへようこそ、の不気味さなところは厨二心をくすぐられるし、クリスマスタウンで興味津々にはしゃぐジャックもかわいい。雪だるまになってるジャック……。ブギーの曲は格好いい。ああいう、不気味なんだけれども、かわいいキャラクターとか世界観とか、いいですよね。